前回までで、副業に挑戦した理由、そして始めてからの現実をお伝えしてきましたが、今回が最終章です!
今回は映像のダブルワークで学んだことをいかして、薬局で挑戦したい未来予想図をお伝えしていきます。
映像の副業経験を活かして薬局で挑戦していきたいこと
さて、皆さんにとっての「医療」とは、どのような存在でしょうか?
薬剤師を目指す薬学部生の皆さんのバックグラウンドには様々な考えがあることかと思います。
私たち薬剤師にとっての共通事項としては、「薬」を通して、患者様に「健康」を届けることです。そして、その可能性は無限大です。
私はその手段として「映像」を取り入れたいと考えています。では、具体的な未来図を挙げていきます。
病院や施設でプラネタリウムを!
病院や施設の患者様は外出し、自分の見たい景色を見ることもなかなか難しい方が多いです。
そのような方々に、施設内でプラネタリウムを見て頂き、自然を、星空を見ることで、心の健康に貢献したいという考えがあります。
このような活動を行っている団体も存在していますが、予約がたくさん入っており、希望するすべての施設を回れるわけではありません。
そこで私たち薬局という患者様に近い存在が、技術を得れば、実行でき、目の前の患者様たちに笑顔を届けることができると考えています。
Youtubeで動画配信!
最近ではYoutuberという職業すらできたご時世ですが、それだけ動画を配信するなどSNSを通した情報提供は身近になってきています。
私たち、メディカルリンクの薬局には栄養士さんも在籍しています。
薬剤師からはOTC医薬品の比較や、美容関係の成分からの説明動画、栄養士からは栄養知識はもちろん、時短料理動画など、普段薬局では「治療」にフォーカスしていますが、「予防」に貢献していくなど、可能性は無限です。
これは私たちのような若い感性がいかされる分野だと思います。このような患者様の「知りたい」にこたえていく動画提供もできるのです。
プロジェクションマッピング×医療を実現!
最後に、もともと映像に興味を持った理由であるプロジェクションマッピングを、医療と掛け合わせたいという夢があります。
最近では様々なプロジェクションマッピングのイベントが開催されるようになりました。
医療にもこのような「感動」を取り入れたい。
先ほどのプラネタリウムで記載したように施設で実際にイベントを実施してみて、笑顔のお手伝いをするという手段はもちろん、施設の部屋の中に自分のお家を投影して、ご自宅にいるような感覚になっていただくことや、外出できなくても自分の行きたいところへ旅行体験のようなサービスも提供できると思います。
実際に調剤する際に、薬のある場所をプロジェクションマッピングで示し、時間短縮、ミス防止に努めているようなサービスも存在しています。
小児さんの多い薬局などでは、薬局内に投影することで、子供たちに薬局という場所のイメージ向上につとめることもできると思いますし、プロジェクションマッピングには様々な可能性が秘められているのです。
このような技術を用いて、「医療」の中に「ワクワク」を届けられるような薬剤師になりたいと考えています。
映像×医療に対する周りの反応と考え
現実、会社の周りの反応はどうなのか?ということについてお話していきます。
私が在籍する地域薬局のメディカルリンクは会社設立から10年ほどの若い会社です。
そして、新卒採用は私の代が1期生になっています。
ありがたいことに、前例がないということで、自分たちで道を描けるという強みのある会社なのです!
経営陣も若い方々が多いため、考えも柔軟であり、成長段階の会社であるので、挑戦を積極的に行っていく社風です。
そのような環境なので、映像×薬局の挑戦を嫌がられる環境ではありません。
いかに患者様に「+」の行動ができるのか、そのための手段を私たち若手の薬剤師が挙げやすい、非常に風通しの良い社風です。
薬学部の後輩たちへのメッセージ
薬学部生の皆さんは、薬剤師としての仕事にどのような憧れを抱いていますか?薬剤師の仕事として、薬をお渡しし、健康に貢献することはもちろんです。
一方で、「あなたらしい薬剤師像」を描けていますか?
「あなただからできること」×「薬剤師」は、あなたの強みを生かすことにつながり、あなたの「仕事のワクワク」にもつながります。
せっかく6年間も一生懸命勉強して、なることのできる薬剤師。
「あなたにしかできない薬剤師」になっていただきたい!
そして、その可能性は、今までの常識以外のところにもチャンスは広がっているはずです。
メディカルリンクはあなたの挑戦を歓迎する会社です。あなたが少しでも何かやってみたいことがあるなら、ぜひ一度お話聞かせていただきたいです。
私は一緒にワクワクを実現する仲間を探しています。まだまだ少ない新人薬剤師として、一緒にメディカルリンクとともに成長していけることを楽しみにしています!