自分の「やりたい」を素直に出して、伸び伸び働ける場所

職種 薬剤師

坂﨑 加奈子

転職して、患者さんの生活全体をイメージできるように

前職は、地元大分県の調剤薬局に勤務していました。就職活動中になかなか軸を決められなかった私は、「それなら、なんでもできるようになろう」と考え、様々な処方せんに触れられる大学病院の前にある調剤薬局に入社。結婚を機に夫の地元である三重県に引っ越すことが決まり、転職活動を始めました。一緒に働く人と密にコミュニケーションをとることができ、県内に複数店舗がある調剤薬局を探していたところ、健やか薬局に出会いました。入社の決め手となったのは、店舗見学をしたときの和気あいあいとした雰囲気です。同年代の方が、スタッフたちと連携しながら伸び伸び働いている姿を見て、私もこんなふうに働きたいと思い入社を決めました。前職では重い病気を抱えた方の処方せんを取り扱うことが多く、治療のためのお声がけが主でしたが、今では病気だけでなく、お薬の受け取りから自宅での服用まで、患者さんの生活全体をイメージしながらお声がけをしています。前職での知識も生かしつつ、患者さんに寄り添いながら働くことができています。

新店舗の内覧会イベントを実施。たくさんの地域の方と出会えた

今は2023年10月に新しく開局した店舗の責任者である、管理薬剤師として勤務しています。お薬の管理、店舗スタッフのマネジメントなどが主な仕事ですが、健やか薬局ならではの仕事のひとつに各店舗で行うイベントの企画・運営があります。地域の方々に健やか薬局を知ってもらうことを目的に、定期的にイベントを企画しています。店舗ごとに裁量があるため比較的自由に行うことができ、私が勤めている店舗では10月のオープンに合わせて内覧会を企画しました。どのようにしたら健やか薬局にご来局され、頼りにしてくださるのか。考えた末に「お祭りのような内覧会をしてみたい」と私がこぼすと、社長はもちろん店舗スタッフも「やりましょう!」と言ってくださり、実際に“健やか祭り”というコンセプトのもと内覧会イベントを実施しました。イベントを告知するためのチラシを配布し、来局者限定のノベルティを作成したり、管理栄養士による健康相談会を開いたり、輪投げや焼き芋などの簡単な出店も用意しました。おかげで300人以上の方がご来局され、地域の方と対面で話す機会となり、無事に成功を納めました。

スタッフ一人ひとりが熱量を持って、働きやすい職場作りを

管理薬剤師以外に、私はリクルーターの仕事も担っています。就職活動中の学生の店舗見学対応や合同説明会の運営など、採用周りのサポートもしています。最初は、薬剤師がお薬以外の仕事をできることに驚きましたが、一緒に働く可能性のある学生と関わることで、新しい仲間を受け入れるときの心構えやコミュニケーションなど、管理薬剤師の仕事にも還元できると感じています。 私は管理薬剤師として、できていることはもちろん、できなかったことも店舗スタッフたちと共有し、一人で抱え込むのではなく一緒に考えることを大切にしています。例えば、健やか薬局で提供しているLINEを使ったサービスの登録者数を増やそうという目標を立てて取り組んでいた際、増えたときは一緒に喜んだり、思うようにいかないときはみんなで改善策を話し合う時間を設けたりしました。仕事は大変なこともありますが、そんなときこそ一緒に働く仲間たちが同じ熱量で目標に向かっていれば、きっとモチベーションもあがっていきます。スタッフ一人ひとりが前向きに仕事と向き合える環境を作ることも、私の仕事のひとつです。

自分の「やってみたい」や、目標に全力になれる場所

私の今の目標は、健やか薬局をもっと地域の方に愛される調剤薬局にすることです。お薬の管理はもちろん、処方せんがなくても体調に悩んだときや健康の相談をしたいときに、気軽にご来局できる調剤薬局にしていきたいです。そして私自身、お客様から「坂崎さんでお願いします」と選んでいただける薬剤師になりたいと思っています。そのために、スタッフたちからも頼られる存在を目指し、日々邁進しているところです。 メディカルリンクは、三重県の地域の方々に何ができるのかを調剤薬局の立場からひたむきに考え、常に新しいことにチャレンジしています。現在は、小児の在宅医療の取り組みもしており、仕組み作りから検討を重ねています。イベント企画で私のアイデアを後押ししてくれたように、物事を前向きに捉え、そして応援してくれる社風が根付いています。自分がやってみたいこと、目指したいことに全力になれる環境で、入社前に感じたように私も伸び伸び働けています。尊敬できるスタッフもたくさんいるため、きっとなりたい薬剤師像が見つけられるはずです。